赤ちゃんにとって肌のふれあい(スキンシップ)はとても重要な発育の要素となります。赤ちゃんの頃に過ごすお母さんとの関係が、その後の人間関係のもとになっていくのです。
動物の母親は赤ちゃんをやさしく丁寧になめまわす事をご存知の方も多いかと思います。これは、赤ちゃんの肌にやさしい刺激を与えることで、誕生の疲れを癒すと共に呼吸器や排泄器等の器官を活性化させることができるからなのです。同様なことを私たち人間は、ベビーマッサージという形で赤ちゃんにしてあげることができます。もしも、適切な癒しが行われなければ赤ちゃんの発育や発達が遅れることもあり、その回復には長い時間がかかることもあるのです。
ベビーマッサージは以下のような諸外国で積極的に行われており、「ベビーマッサージの専門家」がいるところさえあります。
<諸外国(伝統社会)におけるベビーマッサージのご紹介>
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ナイジェリア
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誕生から1歳までの間、お母さんがマッサージを行う。
お母さんも赤ちゃんを連れて実家に帰り、出産の疲れを癒すため母親からマッサージをしてもらう。 |
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バリやフィジー等
南太平洋の島々
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ココナッツオイルで赤ちゃんをマッサージする。 |
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インド
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太陽の光を浴びながらオイルを使って子どもにマッサージをする。
王侯貴族から貧民までのすべての階級(カースト制)で行われている。 |
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ニュージーランド
(マオリ族)
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マッサージが子どもの発達にもっとも重要なことと考え、4〜5歳になるまで続ける。 |
日本におけるベビーマッサージの歴史は古く、江戸時代までは「小児按摩」と呼ばれ、家庭でも日常的に行われていました。病気を予防したり、病気になってもマッサージによって治療するなどの効果をもたらしていたとのことです。
また、アフリカ大陸のウガンダ共和国の子供たちは、世界で一番知能指数が高いと云われている大変興味深いデータがあります。この国では、誕生直後の赤ちゃんから4歳までのあいだベビーマッサージをうけているのです。
この国の子供たちは、出産直後から母子は離れることがなく、どこにどこに行くのも一緒です。常に子供を目の届く自分の傍に置き、歌ったり、微笑みかけたり、慈しみの気持ちをこめて体をなでる、といった素晴らしいスキンシップの習慣によるものだと考えられています。
【アメリカとウガンダの乳児の発達比較】
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アメリカ
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ウガンダ
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首がすわる
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3ヶ月
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4〜6週間
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腰がすわる
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7〜8ヶ月
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4ヶ月
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立って歩く
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12〜14ヶ月
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8ヶ月
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走り始める
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24ヶ月
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12〜14ヶ月
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調査:U.S Health Dep.(米国保健省),1979
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